今日は玉ねぎキュウリ、ナス、キャベツと茗荷のぬか漬けでワインを❣!(笑)
今日は玉ねぎキュウリ、ナス、キャベツと茗荷のぬか漬けでワインを❣!(笑)
愛犬が居るので24時間クーラーがフル稼働、、
クーラーに弱い私としては夏は鬼門なのですが、ぬか漬けに玉ねぎ、茗荷、時にはピーマンなども入れて冷房対策です。苦笑
確か、発酵食品とアルコールはコロナに強い、、とか、、爆笑
これで鬼に金棒です!
そして玉ねぎ
栄養価云々よりも お・ い・ し・ い!!!
因みにぜーんぶ自家製無農薬野菜です!
”大村智博士×中島克仁対談 「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
”大村智博士×中島克仁対談1~4までを転載させていただきました。お読みください。
大村智博士と山梨県立韮崎高校の後輩である私(中島克仁)との新型コロナウィルス感染症、治療法確立のためイベルメクチンの可能性、イベルメクチン等既存薬をコロナ感染自宅・宿泊施設で療養する患者さんに使用するための議員立法、日本版EUA整備法案・イベルメクチン等既存薬緊急使用許可制度法案について対談した模様、第1部です。
是非ご覧下さい。
#イベルメクチン#対談#国会議員#山梨#新型コロナウイルス感染症#コロナ感染#山梨県立韮崎高校#日本版EUA制度
「薬の供給確保は安全保障の問題」
「薬の供給確保、万が一の際の救済、この2つができればパーフェクト。これができないのはおかしいと思う」
【中島】
新型コロナウィルス感染症第4波では、大阪、兵庫など1万5千人もの方々が感染確認されながらご自宅で療養され医者に診られず、薬も届いていない、経過の途中でお亡くなりになる方も出てくると、こういう目の前の危機的状況に対して、先ほどインドの話しが出ましたが、私やっぱり軽症の方が重症化するのをなんとか防がなければいけない。
私はやっぱり軽症の患者さんの重症化を防ぐためにイベルメクチンが必要なのではないかと思うのですが。
【大村博士】
私があまり言うと手前味噌になってしまうのだけれど、つい最近北海道が感染拡大してひどい状況でした。患者さんを完全に収容できず、自宅待機。自宅待機でも何もやることがなく、飲み水と解熱剤を配る程度だと、そんな状況ならなぜイベルメクチンを配らないのかと私は思いますよ。
今でもデータを集めてきてもそういう状態でもやっぱり効くんです。
これが一番いいのは予防と軽症者の患者さんに非常に有効なのです。
そして、中等度など後半になってくるといろいろな病気が併発してしまいますから、それはウィルスだけやっつけてもすぐ治るわけではないからね、それでもね50%以上に効くんですすね。
これを北海道のそういう状況のところに、お医者さんが行かなくてもいいんです、届けてやって飲んでくださいでいいわけですからね。
それができないのは、ちょっとどうなのかと思ってますよ。
【中島】
厚生労働省が「COVID19診療の手引き」というのを昨年から現在は第5版ですが、現在に至るまであって、この手引きに記載されている薬の中にイベルメクチンが入っているのです。
2月17日衆議院予算委員会で私、菅総理にイベルメクチンについて尋ねたら、菅総理は「我が国にとってイベルメクチンは極めて重要な薬で、最大限支援・努力する」と答え、そしてこの手引きにも記載されているといういことで、その後厚生労働委員会で度々最大限支援・努力の具体的な内容を示してほしいと何度も尋ねたのですが、具体的な支援の内容、そもそもそういう姿勢が全くない。
診療の手引きに記載されている以上、国が責任を持って供給の確保と、そして万が一、薬ですから、一定の副作用、これは薬である以上仕方がないのですが、万が一の時に国の健康被害救済制度の対象にすること。
これさえできれば恐らく多くの患者さんの手に届く、政府、厚生労働省がやらないなら僭越ながら私がやりますということで、この法律を作らさせて頂きました。
【大村博士】
問題は薬が入手するところがちゃんとなっているかどうかということ、それから副作用、(イベルメクチンの副作用)ほとんどないんんだけど、万が一の時には救済してあげる、この二つができればもうパーフェクトなんですね。
これができないのはおかしいと思うんだ。
私はまだ安倍総理の時、安倍総理にある議員さんに伝えてくれと、そして安倍総理に伝わって安倍総理が担当の大臣(西村大臣)を私のところに来させてくれたんです。
その時に申し上げたのが今の二つのことです。
まずできれば研究にこれが使えるようにしてほしいということと、もう一つは、薬は日本では作っていませんよと、だから海外からどういうルートで確保するということが大変問題ですよという話をしているんです。
これはイベルメクチンだけでなくて他の重要な感染症の薬でもですね、日本で独自に作れないんですよ、みんな外国に頼っている。だから日本の安全保障上の意味から、日本できちっとやれるようにしておかなければいけないじゃないかという話を一番最初のミーティングで私は申し上げている。
そして、私の弟子たちも具体的な例をもって説明しているですね。
その後(政府)は動いていないですね。
【中島】
先生とはコロナ感染初期段階から電話で何度もお話しをさせて頂いて、今まさにおっしゃって頂いた、薬剤原料も感染防護品も全て海外依存という状況で、改めて感染症が国家安全保障として対応をしていかなければいけない問題だと刻まれたのではないか、そんな状況ではないかと思います。
【大村博士】
この薬の良いところは、例えば今ワクチンでも大変ですよね。
会場を用意するとか、注射する人も用意しなければと大騒ぎになっている。
この薬はね、配ればいいんです。
アフリカでは村のボランティアさんに村人に配ってもらっている。
そのくらいの薬なんです。
いざ国が決めて、薬を用意しましたという、1日のうちに配り終わりますよ、それを今のワクチン大変でしょ。
こういう薬もあるんです。
そういうことあんまり言うと私が自分の息子のこと褒めているといわれるかもしれないけど。
【中島】
私も医者の端くれ、臨床医として患者さんに向き合っているとですね、今回、コロナで1人でご自宅にいて報道を聴きながら、私は第3波の時患者さんをオンラインで対応させて頂いたのですが、毎日軽症とはいえ、40℃近い発熱、強い咳き込みなど、不安で精神的にも参ってしまう。
そんな状況でイベルメクチンを処方したのですが、そうすると精神的にも非常に安心できますし、尚且つ効果が実感できた時に、イベルメクチンは40年も前からそして現在でも年間3億人近い人々に服用されていると、それだけでも皆さん安心ですし、しかも効果も実感できるということが実感でき、目の前にこういう薬がありながらそれを行き届かせられないもどかしさというか、そんな思いです。
【大村博士】
この薬は副作用どうこうとすぐに言う人がいるんだけど、まず先生が言ったようにアフリカで3億人が使っている。
日本では疥癬とか腸管糞線虫症とか、アフリカ以外、熱帯以外でまず皮膚科の感染症の特効薬ですから、もう1億何千人という疥癬の患者さんを治しているわけですから、アフリカではなくてですよ。
ですからもう3億人どころじゃないんですよね、もっともっと多くの人たちがイベルメクチンを使っているんですよ。
③につづく
「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
「イベルメクチンは日本の薬の許可(承認)を取っているのに(疥癬、糞線虫症)、今になって安全性がということ自体、今まで何をやってきたのかということですよ。」
「サイエンスと政治」
「(現在の状況)完全に政治の問題です」
「イベルメクチンを排除しようというだけの理屈」
【中島】
基本的なことなのですが、イベルメクチンは抗寄生虫薬。
抗寄生虫薬がウィルスへの効果期待できるということはだいぶ以前から研究されてきたんでしょうか。
【大村博士】
自分の研究所を持ったのが38歳の時かな。
その時に私が言ったことは、これから新しい薬を探していくけど、マクロライドだけは私のライフワークだよと。
マクロライドというのは色々な作用があるんです。
もちろん、細菌をやっつけるという抗生物質への、その他にもいろんな作用があるってことを感じていた。
だから、こういう作用を研究すれば一生かかってもでききれないくらいの研究テーマになっていくなと予測して、それではっきりとその当時の私の本には書いてあるんです、これからはマクロライドだ、もちろん新しい薬も探すよ、だけどマクロライドだけは私のライフワークだと。
それで、このイベルメクチンがなぜウィルスに効くんだという話ですけど、ウィルスに直接作用するということもあるけれども、かなり早くからオンコセルカ症の色んなデータが集まっているのを分析して、これは直接寄生虫を殺すということもあるけれど、むしろ身体の免疫に働きかけて免疫力を活性化する作用があるという風に私は見ているんです。
オーストラリアの前澤先生が昨年3月ですよ、コロナが流行ったら大変だと私に手紙をくれましてね。
大村さん、早く製薬会社に知らせてやれと、この薬はコロナに効くよと、なぜかというとこれはリリースキナーゼといわれる、キナーゼとはタンパク質をリン酸化する酵素のことをキナーゼと言うんですが、特にこういう感染症になったりすると、体の中に出てきて免疫系を阻害してしまう。
だから、ウィルスに感染するとそのキナーゼが出てきて、免疫系を破壊しようとするのをイベルメクチンがあるとそのキナーゼの働きを阻害する、だから免疫系が働いて抗体ができる。こういう理論を教えてくれたんです。
私はそういう内容を感覚的に思っていましたからね。
なぜかというと、オンコセルカ症の撲滅には年に一回(イベルメクチン)飲むだけなんです。寄生虫は体の中に常時いて、ミクロフィラリアなんて一日に千匹も産んでいるんです。
それを一年に一回しか飲まなくて済む。ジェチルカルバマジンなんか、飲むのを止めると、すぐ元に戻る。ところが、イベルメクチンの場合は、一旦下がっても元には戻らない訳です。だから、これはもう絶対に抗体が体の中にできているから、親虫が子供を産んでもその子供は死んでしまうわけだ。
そういうのが私なりの良いということのロジックですね。
ですから、色んな薬と使い分けることによってウィルスを殺すのと免疫を活性化させるのと一緒に飲めば良いのかと私は思いますけどね。
【中島】
効能は数時間、数日がピークという薬が多い中、ワンショットで3ヶ月も持続するというのは考えられないですね。
【大村博士】
この薬は体の中で多く長く壊れないから抗体を上げている。
それを証明してくれた私のグループが新型コロナウィルスを小動物に感染させてイベルメクチンを飲ませる、飲ませない方と比較し、イベルメクチンを飲ませたマウスは10倍も抗体が上がり10日間に10倍も中和抗体ができたのです。
ということは、これで次の感染にかかりにくくなる。
抗体だって1日で消えるわけないですから、せめて抗体ができる少なくとも一、二ヶ月はキープできるわけでしょ。
だから、ウィルスの感染をコントロールできるようになると。
この間、感染症学会と化学療法学会の合同の学会があったでしょ、私が特別講演をしたのですが、このデータを学会で紹介しています。
【中島】
科学的根拠も示されていて、しかし承認には1〜3相試験がある、我が国の感染状況だと平時のプロセスを踏むと1年も2年もかかってしまう。
【大村博士】
この薬は日本の薬の許可(承認)を取っているのに(疥癬、糞線虫症)、今になって安全性がということ自体、今まで何をやってきたのかということですよ。
【中島】
有効性はもちろん、科学的根拠も多く示されていて、両輪である安全性は40年、年間3億人の方々が服用しているのが最大の実績と思いますが。
【大村博士】
色んな論文の中で面白いのは「サイエンスと政治」という問題です。
【中島】
興味深い
【大村博士】
(図を指して)
さっき皮膚の線虫が薬を飲むとがーっと下がってくる、赤いほうがイベルメクチンで3ヶ月はずっとゼロというデータがちゃんとある。
これは1985年のことで、私はこれは免疫に当たっていると思った。
アメリカの科学者たちは親虫が産むところを抑えていると言っていたが、私はそうではなくて、それもあるかもしれないけど、むしろ産まれてきたやつを(免疫で)殺していると考えた、これが今、生きてきたと思います。
「サイエンスと政治」
ペルーの話ですけど、ペルーも感染が始まって一日600人も亡くなっていたんです。
ところが4月の中旬からペルーではイベルメクチンを飲ませることを許可して配って飲ませたら、一日48人くらいまで感染者が減ってきたのです。
ところが大統領が代わって規制した、そしたらまた戻って、一日に600人も亡くなってしまうようになってしまった。
サイエンスが感染者と減らして、政治が感染者を増やしたという、サイエンスと政治というペルーがいい例ですね。
私は非常に恵まれているのは、世界中からそういう情報が私の元に送られてくるのです。
そして、色んな会議があるけれど、そこに加わってほしいと言われているけれども断っているのです。
下手すると政治に利用される可能性があるから。
だから、そういうところから私に色んな情報を送ってくれているのです。
【中島】
我が国は医療先進国と言われ、世界に誇る国民皆保険制度だと言いながら、欧米に比べてこれだけ少ない感染者数で医療逼迫を来す、一体どうなっているのだろう・・・
普段高い保険料払って、いざという時に薬も出してもらえない・・・
【大村博士】
代議士の先生には申し訳ないけども、完全に政治の問題です。
医療の問題ではない。
データもいっぱいあり、普通の製薬会社新しい薬を開発する時は何万例という症例を持って効いているという、それは投資できるから、新しい薬ができれば売れるからできるが、ジェネリックなんてどこがお金を出してくれるのか。
イベルメクチンをやめさせようと言っている人に言いたいのは、イベルメクチンは世界中130ヶ国以上で、100件以上治験をやっているので症例が少ないなんてことはなく、全体集めると1万人以上の症例をやっているわけです。
ただイベルメクチンを排除しようというだけの理屈だなと、なんとか早く北海道などの仲間に届けてやりたいです。
【中島】
先ほどの議員立法、私はイベルメクチンが(新型コロナウィルス感染症)切り札と、当初から信じております。
より覚悟を持って取り組まさせて頂きます。
大村智博士×中島克仁 対談④ 「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
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「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
「イベルメクチンは日本の薬の許可(承認)を取っているのに(疥癬、糞線虫症)、今になって安全性がということ自体、今まで何をやってきたのかということですよ。」
「サイエンスと政治」
「(現在の状況)完全に政治の問題です」
「イベルメクチンを排除しようというだけの理屈」
【中島】
基本的なことなのですが、イベルメクチンは抗寄生虫薬。
抗寄生虫薬がウィルスへの効果期待できるということはだいぶ以前から研究されてきたんでしょうか。
【大村博士】
自分の研究所を持ったのが38歳の時かな。
その時に私が言ったことは、これから新しい薬を探していくけど、マクロライドだけは私のライフワークだよと。
マクロライドというのは色々な作用があるんです。
もちろん、細菌をやっつけるという抗生物質への、その他にもいろんな作用があるってことを感じていた。
だから、こういう作用を研究すれば一生かかってもでききれないくらいの研究テーマになっていくなと予測して、それではっきりとその当時の私の本には書いてあるんです、これからはマクロライドだ、もちろん新しい薬も探すよ、だけどマクロライドだけは私のライフワークだと。
それで、このイベルメクチンがなぜウィルスに効くんだという話ですけど、ウィルスに直接作用するということもあるけれども、かなり早くからオンコセルカ症の色んなデータが集まっているのを分析して、これは直接寄生虫を殺すということもあるけれど、むしろ身体の免疫に働きかけて免疫力を活性化する作用があるという風に私は見ているんです。
オーストラリアの前澤先生が昨年3月ですよ、コロナが流行ったら大変だと私に手紙をくれましてね。
大村さん、早く製薬会社に知らせてやれと、この薬はコロナに効くよと、なぜかというとこれはリリースキナーゼといわれる、キナーゼとはタンパク質をリン酸化する酵素のことをキナーゼと言うんですが、特にこういう感染症になったりすると、体の中に出てきて免疫系を阻害してしまう。
だから、ウィルスに感染するとそのキナーゼが出てきて、免疫系を破壊しようとするのをイベルメクチンがあるとそのキナーゼの働きを阻害する、だから免疫系が働いて抗体ができる。こういう理論を教えてくれたんです。
私はそういう内容を感覚的に思っていましたからね。
なぜかというと、オンコセルカ症の撲滅には年に一回(イベルメクチン)飲むだけなんです。寄生虫は体の中に常時いて、ミクロフィラリアなんて一日に千匹も産んでいるんです。
それを一年に一回しか飲まなくて済む。ジェチルカルバマジンなんか、飲むのを止めると、すぐ元に戻る。ところが、イベルメクチンの場合は、一旦下がっても元には戻らない訳です。だから、これはもう絶対に抗体が体の中にできているから、親虫が子供を産んでもその子供は死んでしまうわけだ。
そういうのが私なりの良いということのロジックですね。
ですから、色んな薬と使い分けることによってウィルスを殺すのと免疫を活性化させるのと一緒に飲めば良いのかと私は思いますけどね。
【中島】
効能は数時間、数日がピークという薬が多い中、ワンショットで3ヶ月も持続するというのは考えられないですね。
【大村博士】
この薬は体の中で多く長く壊れないから抗体を上げている。
それを証明してくれた私のグループが新型コロナウィルスを小動物に感染させてイベルメクチンを飲ませる、飲ませない方と比較し、イベルメクチンを飲ませたマウスは10倍も抗体が上がり10日間に10倍も中和抗体ができたのです。
ということは、これで次の感染にかかりにくくなる。
抗体だって1日で消えるわけないですから、せめて抗体ができる少なくとも一、二ヶ月はキープできるわけでしょ。
だから、ウィルスの感染をコントロールできるようになると。
この間、感染症学会と化学療法学会の合同の学会があったでしょ、私が特別講演をしたのですが、このデータを学会で紹介しています。
【中島】
科学的根拠も示されていて、しかし承認には1〜3相試験がある、我が国の感染状況だと平時のプロセスを踏むと1年も2年もかかってしまう。
【大村博士】
この薬は日本の薬の許可(承認)を取っているのに(疥癬、糞線虫症)、今になって安全性がということ自体、今まで何をやってきたのかということですよ。
【中島】
有効性はもちろん、科学的根拠も多く示されていて、両輪である安全性は40年、年間3億人の方々が服用しているのが最大の実績と思いますが。
【大村博士】
色んな論文の中で面白いのは「サイエンスと政治」という問題です。
【中島】
興味深い
【大村博士】
(図を指して)
さっき皮膚の線虫が薬を飲むとがーっと下がってくる、赤いほうがイベルメクチンで3ヶ月はずっとゼロというデータがちゃんとある。
これは1985年のことで、私はこれは免疫に当たっていると思った。
アメリカの科学者たちは親虫が産むところを抑えていると言っていたが、私はそうではなくて、それもあるかもしれないけど、むしろ産まれてきたやつを(免疫で)殺していると考えた、これが今、生きてきたと思います。
「サイエンスと政治」
ペルーの話ですけど、ペルーも感染が始まって一日600人も亡くなっていたんです。
ところが4月の中旬からペルーではイベルメクチンを飲ませることを許可して配って飲ませたら、一日48人くらいまで感染者が減ってきたのです。
ところが大統領が代わって規制した、そしたらまた戻って、一日に600人も亡くなってしまうようになってしまった。
サイエンスが感染者と減らして、政治が感染者を増やしたという、サイエンスと政治というペルーがいい例ですね。
私は非常に恵まれているのは、世界中からそういう情報が私の元に送られてくるのです。
そして、色んな会議があるけれど、そこに加わってほしいと言われているけれども断っているのです。
下手すると政治に利用される可能性があるから。
だから、そういうところから私に色んな情報を送ってくれているのです。
【中島】
我が国は医療先進国と言われ、世界に誇る国民皆保険制度だと言いながら、欧米に比べてこれだけ少ない感染者数で医療逼迫を来す、一体どうなっているのだろう・・・
普段高い保険料払って、いざという時に薬も出してもらえない・・・
【大村博士】
代議士の先生には申し訳ないけども、完全に政治の問題です。
医療の問題ではない。
データもいっぱいあり、普通の製薬会社新しい薬を開発する時は何万例という症例を持って効いているという、それは投資できるから、新しい薬ができれば売れるからできるが、ジェネリックなんてどこがお金を出してくれるのか。
イベルメクチンをやめさせようと言っている人に言いたいのは、イベルメクチンは世界中130ヶ国以上で、100件以上治験をやっているので症例が少ないなんてことはなく、全体集めると1万人以上の症例をやっているわけです。
ただイベルメクチンを排除しようというだけの理屈だなと、なんとか早く北海道などの仲間に届けてやりたいです。
【中島】
先ほどの議員立法、私はイベルメクチンが(新型コロナウィルス感染症)切り札と、当初から信じております。
より覚悟を持って取り組まさせて頂きます。
腰抜けの売国マスコミと強盗ぼったくり男爵
バッハもですが、ポンコツスガもボクチン安倍も、果ては自公維新のすべてが、
図々しさと悪びれなさと無神経さがハンパない
逝きし世の面影さまより転載です。
腰抜けの売国マスコミと強盗ぼったくり男爵
今こそ尊王攘夷の時だ!
@mas__yamazaki
来日したバッハ氏が「日本国民は、選手の85%がワクチンを接種して来日したことに感謝すべき」と言ったという話、日本のメディアはどこか報じたのだろうか? 事実なら広島訪問どころではない大問題の暴言だと思うが。どこまでも日本人を愚弄するバッハ氏を歓待する日本政府。
@marei_de_pon
·
来てしまったのだ! 恥というものを知らない人間の強靭さを、改めて思い知らされる感が強い!
なんとバッハ会長、 「日本国民は、選手の85%がワクチンを接種して来日したことに感謝すべき!」と、報道陣を前に、鈍感王ならではの凄い発言をぶちかましてました。正気かお前は? ドイツ人記者もドン引きしていたぞ! #バッハ帰れ しかしドイツにも帰ってくるな。 ああ、危険廃棄物のようだ。
ちなみにその超鈍感発言時のバッハ会長ビジュアルはこんな感じで、あからさまにドヤってます。これはムカつくわー。なんというフィクションじみた光景! ドイツ第2公共放送ZDFテレビ東京支局のクルーが震撼したのはいうまでもない。 以上、現場からでした。
ちなみに「バッハ会長という生物の本質は一体なんなのか?」については、以下記事にインサイダー的な分析を書いてありますので、よろしければご参考まで。 【“ぼったくり男爵”バッハ会長に日本在住ドイツ人も「マジ迷惑してます」】
今回のバッハ会長発言、日本国内報道では内容が無害に丸められたようですが、以下ZDFニュース動画(1分10秒〜) https://zdf.de/nachrichten/heute-sendungen/japan-olympische-sommerspiele-video-100.html#xtor=CS5-95… にて、英語で「can appreciate」つまり「感謝せい」と明確に言ってます。全文は以下の通りで、担当記者が「この発言は絶対流す!」と断言していたのが印象的です。
@HamiMelon_Water
この発言、昨日の夜に露語メディアで目にしてホントか?誤訳じゃなくて?と思って英語で検索したんだけど、発言からそれほど時間が経ってなかったためか見つからなかったのよね。マライさんの言うように日本メディアでは無害な表現になってた。 個人的には露語ですぐさま記事が出てたことに驚いた
★注、日本でテレビのニュースや新聞からしか情報を得ていないと、政府やマスコミ有識者などが見せたい内容(世論誘導や情報操作)だけで、一般市民が一番知りたい本当の真実が見えない典型例である。(日本のマスコミの場合、一応はアリバイ作りで報道するが中身が薄められていて善良な一般市民が見ても意味が不明になっている)
News
2021.06.25
“ぼったくり男爵”バッハ会長に日本在住ドイツ人も「マジ迷惑してます」/マライ・メントライン
マライ・メントライン
IOC(国際オリンピック委員会)が東京オリンピック開催をあきらめません、少なくともバッハ会長の発言はいつも強気。 コロナ禍が収束しない状況での開催が危ぶまれる中、マライ・メントラインさん(ドイツ公共テレビプロデューサー)は、日本で暮らすドイツ人として「マジで迷惑してます」と訴えます。ドイツのいかなる土壌から「ぼったくり男爵」が形成されたのか、解説します(以下、マライ・メントラインさんの寄稿)。
本質を的確に突いたあだ名「ぼったくり男爵」
IOCのトーマス・バッハ会長は、そのあからさまな無神経発言によって、東京オリンピックの「公式悪役キャラ」の座をゲットしたといってもよい存在です。 彼はよりによってドイツ人であり、あの無神経さについては欧州あるある的な文脈から説明可能な面があったりするのですが、それを超えて、歴史的豆知識を恣意的(しいてき)に援用しつつ「これだからドイツ人って生物は信用ならんのだ!」みたくドイツ人全体に対する嫌悪感を煽るような疑似知識人がネットで跋扈(ばっこ)したりするんで、マジで迷惑してます。
彼に付けられた「ぼったくり男爵」というあだ名、あれはワシントン・ポスト紙のコラムでの「Baron von Ripper-off」という呼称の直訳であり、とにかく秀逸です。ご存知の方も多いでしょうけど「von」フォンというのはドイツ貴族の伝統的称号で、ここで重要なのは、実際にはバッハ会長が男爵でも貴族でもないこと、そしてその上で、彼のキャラ的な本質を的確に突いていることです。欧州の社会的文脈を踏まえた見事なアメリカン皮肉と申せましょう。 バッハ会長の人生アウトラインについては日本語ウィキペディアに簡潔にまとまっています。端的に言えば上昇志向の強い成り上がり系で、そのカテゴリの人間としては文句なしの成功を収めた部類ですね。 さまざまな情報およびビジュアルから窺(うかが)える印象を総合するに、彼の人生の最大目的は上流階級への仲間入りで、上流といえば欧州の場合、領域によって濃淡があるとはいえ、今なお「伝統社会の貴族ネットワーク」の隠然たる影響力をベースにあれこれ蠢(うごめ)いているのがポイントです。 家柄的に貴族ではないけど貴族サークルに入りたい! そしてあわよくばその地位を活かして社会でブイブイいわせたい! というのがバッハ氏の人生の前半期のモチベーションであり、ゆえに「ぼったくり男爵」というのは、その内面のイタい虚飾性を見事に突いた表現なわけです。『Bild』のようなドイツのタブロイド大衆紙がこの表現を知ったら、即採用すること間違いなしでしょう。
ドイツで「学歴詐称」事案がやたら多い理由
また、ドイツ人としての日常的視点から「あーやっぱりね」と感じるのは、彼の博士号取得とそれに続く産業界・政界への食い込み展開の鮮やかさです。 ドイツは「博士大国」であり、他の欧州諸国に比べても、博士号を持っているだけで支配的・権威的なポジションに就きやすいという特色があります。これはドイツ社会の学識偏重や権威主義的な伝統と深くかかわる部分で、本来はその人の知的精神的スキルの実績的な証明として機能するはずなのですが、実際には「支配的ポジションに就きやすくなるため、なるべく手っ取り早く博士号を得る」という本末転倒な事態がしばしば見られます。 日本のネットニュースの国際面の片隅に載ることもありますけど、ドイツ政界のスキャンダルで「学歴詐称」事案がやたら多い理由はズバリこれ、要するに博士号取得の際の不正なんですね。 ただしバッハ会長の場合、彼の法学博士号とそれに付随するスキルは、一応ちゃんとしたものだと思われます。でないとそのあとの野望の達成に支障をきたしますし。洋の東西を問わず、強力な知能と結合した欲求はそのへんぬかりないのです。
ドイツでお得な定番学位は歯科博士号
余談ながら、ドイツで「とりあえず何でもいいから博士号が欲しい!」という場合、伝統的に狙い目なのは歯科系です。ドイツで真面目に歯科を志している学生や医師や研究者にとっては風評的に迷惑な話ですが、実際、歯科の博士論文は誰かの研究の手伝いをやりながら集めたデータから生成しやすいので、「取れるなら取っていたほうが一応お得」な定番学位だったりします。 歴史を紐解けば第二次世界大戦時、たとえばドイツ国防軍やナチス武装親衛隊の、それも前線で死闘を繰り返す重戦車大隊の指揮官クラスでもなぜか「歯科博士号」を持っている人が妙に散見されるのが興味深い。学徒動員みたく人材払底で学者さん起用! という話ではないのがポイントですね。 その背景には戦前の深刻な就職難とか、ナチス親衛隊の社会的権威化プロセスとのシンクロとかいろいろ興味深い問題との絡(から)みとかあるのですが、たとえば「ベーケ重戦車大隊」の大隊長だったフランツ・ベーケ(最終階級:陸軍少将兼ナチス突撃隊大佐)のように、戦前戦後、実際に歯科医として開業して成功を収めているケースもあったりするので、まあ、実力・実質の有無は人によりけりと言えるでしょう。
図々しさと悪びれなさと無神経さがハンパない
ということでドイツ人から見て、バッハ会長というかその手の人たちは、「ああ、あのタイプね」と類型キャラ的に認識される存在なのです。基本的に身内以外からは愛されにくいタチなのよねというか。 そして彼のようなライフコースを目指す人間は、おそらくあとを断たない。なぜかといえば、上層階級への仲間入りというのはすなわち「質の良いコネの大量獲得とその連鎖」を意味しているから。トーマス・バッハの人生でいえば、1985年以降の人生快進撃は要するにその恩恵以外の何物でもないわけです。
ドイツではこの現象を「ビタミンBによるパワーアップ」と呼びます。この「B」はドイツ語のBeziehungen「関係」、意訳すればつまり「コネ」のことですね。しかもいったんそれをゲットすれば、その有利さを世襲的に引き継げる可能性も高い。おいしすぎるぞ俺! 的な展開ここにあり。もちろん日本社会でも同様の現象はあるでしょうけど、こっちは数百年にわたる強固な伝統的実績を踏まえているだけに、図々しさと悪びれなさと無神経さがハンパないのですよ。ぐぬぬ。 というか逆に、彼らは「図々しさと悪びれなさと無神経さを武器に、道理を手前勝手に歪(ゆが)めながらここまで社会を仕切ってきた」とも言えるわけです。 そして現時点でそういう伝統的構造を倒すベクトルで動こうとしているのが、理性軽視のいわゆるポピュリズム勢力しか目立っていない、という点が、またぞろシン・理性的な悩みを深めてくれるのです。嗚呼。 <文/マライ・メントライン>
マライ・メントライン
翻訳(日→独、独→日)・通訳・よろず物書き業。ドイツ最北部、Uボート基地の町キール出身。実家から半日で北欧ミステリの傑作『ヴァランダー警部』シリーズの舞台、イースタに行けるのに気づいたことをきっかけにミステリ業界に入る。ドイツミステリ案内人として紹介されたりするが、自国の身贔屓はしない主義。というか、エンタメ作品は英米の精鋭作品のコンセプト性をベースに評価することが多いので「エンタメ途上国」ドイツへの視線は自然に厳しくなるとも言える。好きなもの:猫&犬。コーヒー。カメラ。昭和のあれこれ。牛。QJWebなどでコラムを執筆。
●布川冤罪事件…《合計二〇人の裁判官が揃いも揃って、冤罪を見過ごし、検察の嘘を素通りさせた。彼らこそ裁かれるべきかもしれない》
●布川冤罪事件…《合計二〇人の裁判官が揃いも揃って、冤罪を見過ごし、検察の嘘を素通りさせた。彼らこそ裁かれるべきかもしれない》
(2021年06月27日[日])
マガジン9のコラム【雨宮処凛がゆく! 第558回:コロナ禍、不自由な日々の中で突き刺さる「無実の罪で獄中29年」、桜井昌司氏の言葉。の巻】(https://maga9.jp/210519-1/)。
《不満を燻らせていたところ、ガツンと頭を殴られるような一冊に出会った。それは4月に出版された桜井昌司さんの『俺の上には空がある広い空が』(マガジンハウス)。桜井昌司さんの名前を知る人はどれくらいいるだろう。彼は無実の罪を着せられ、29年間を獄中で過ごしたという「冤罪」の人だ。20歳から、29年。20代、30代のすべてを、殺人の濡れ衣を着せられて刑務所で過ごさざるを得なかったのである。そうして事件から実に44年後の2011年、無罪が確定。すべての始まりは、1967年に起きた布川事件だった》。
『●『冤罪File(No.10)』読了』
『●冤罪デモ』
『●『自然と人間2010年2月号』読了』
『●『冤罪ファイル(2010年10月号)』読了』
「里見繁氏、「布川事件再審公判傍聴記――確定判決から30年余りの
時を経て、今ようやく再審の幕が開いた――」。「この事件を一言で
言えば「検察の証拠隠し」である。最新請求の審理の過程で百件を
超える隠蔽証拠が開示された。…。一審から最高裁、再審請求の
地裁から最高裁、合計二〇人の裁判官が揃いも揃って、冤罪を
見過ごし、検察の嘘を素通りさせた。彼らこそ裁かれるべき
かもしれない」。「ところが警察と検察は、桜井さん、杉山さんの
二人に結びつかない証拠はすべて隠した」。
桜井昌司さんと杉山卓男さん」
『●布川事件の記録映画、……そして、………………』
《布川事件、再審無罪 発生から44年 水戸地裁土浦支部》
《映画「ジョージとタカオ」を観て 刑事司法の病理を体現する
ふたりの中年男》
《水戸地裁土浦支部は05年、「鑑定書が確定審の審理中に提出されて
いれば有罪認定に合理的疑いが生じた」と述べ、再審開始の決定をした。
検察側は即時抗告したが、東京高裁は08年、11カ所の中断が
みられる桜井さんの自白の録音テープについて「取調官の誘導があった
ことをうかがわせる」と指摘。検察側が新たに開示した「現場宅で見た
のは杉山さんらではない」とする目撃証言も考慮し「確定判決の判断を
維持できない」と認定した。最高裁も09年に再審開始を認めた》
《弁護側は、検察側が2人に有利な証拠を再審請求審まで明らかにして
いなかったことを「証拠隠し」と非難。裁判所の責任についても
「冤罪(えんざい)の根絶のため、有罪になった構造を解明すべきだ」
と求めてきた》
『●強大な氷山の一角としての冤罪発覚』
『●東電OL殺人事件元被告マイナリさん、
冤罪15年間への償いはできるのか?』
《▼「新証拠なんかじゃない。検察が隠し持っていたんですよ」。
決定後の記者会見で昨年、再審無罪になった布川事件の桜井昌司さんが
憤っていた。血痕が付着したコートなどの不利な証拠を出し渋り、
DNA鑑定にも二の足を踏んだ検察の姿勢が冤罪(えんざい)を
生んだのは明白だ》
『●冤罪(その2/2): せめて補償を』
『●またしても裁判所は機能せず、闘いは高知高裁へ:
高知白バイ「冤罪」事件、地裁が再審請求を棄却』
『●「戦後70年 統一地方選/その無関心が戦争を招く」
『週刊金曜日』(2015年4月3日、1034号)』
『●「検察・警察も冤罪防止のために“前向き”」?
…刑事訴訟法の「改正案が成立すれば、新たな冤罪を生む」』
『●検察による恣意的・意図的な証拠の不開示、
証拠の隠蔽や喪失、逆に、証拠の捏造…デタラメな行政』
《布川事件で再審無罪が確定した桜井昌司さん(72)の訴えを認めた
二十七日の東京地裁判決は、警察官の違法な取り調べや検察官の
証拠開示拒否などがなければ、「遅くとも控訴審判決(一九七三年)で
無罪判決が言い渡され、釈放された可能性が高い」と捜査機関に猛省を
促した。弁護団からは「画期的だ」との声が上がり、
桜井さんは捜査機関の在り方を批判した》
《桜井さんと同じ冤罪被害者も訴訟を支援した。大阪市の女児死亡火災で
再審無罪となり、自身も国賠訴訟中の青木恵子さんは「桜井さんから
希望をもらった」と喜んだ。いまだ再審の扉が開かれない袴田事件や
大崎事件に触れ、「順番に勝っていってもらいたい」と望んだ》
『●飯塚事件…《しかしもっと恐ろしいのは、そんな誤りを認めず、
国家による殺人を無かった事にする国家の強引さだろう》(清水潔さん)』
「ついでと言っては何ですが…桜井昌司さんについて…
《清水潔… 【放送告知】強盗殺人容疑で有罪判決を受け、
罪を償わされてから冤罪が明らかになった男性をカメラが追いました。
裁判の間違いを裁判所が認めるまでに38年。ようやく潔白を手に
入れて今度は10年で末期がん宣告です。壮絶な人生を描く
ヒューマンドキュメンタリー。》」
――――――――――――――――
【https://www.ntv.co.jp/document/backnumber/articles/18940v6mzkfe29llw8xf.html】
NNNドキュメント ’21
2021年4月18日(日) 24:55
濡れ衣
~闘い続ける余命一年
強盗殺人犯として逮捕された男。検察は都合の良い証拠だけを使い無期懲役判決が下る。29年間投獄された男は、仮釈放から14年後にようやく無罪となった。この「布川事件」で潔白を勝ち取った男だったが、今度はがんにより余命一年の宣告を受けた。今、残された時間で冤罪被害者を支援し、濡れ衣を着せた司法の闇を世に引きずり出そうとしている。事件を20年以上追跡してきた日本テレビの映像により壮絶な人生に迫る。
ナレーター/石井康嗣 制作/日本テレビ 放送枠/30分
再放送
4月25日(日)5:00~/24:00~ 日テレNEWS24
5月2日(日)8:00~ BS日テレ
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検察による恣意的・意図的な証拠の不開示、証拠の隠蔽や喪失、逆に証拠の捏造…デタラメな行政。布川冤罪事件の桜井昌司さん、《警察官のうそと検察官の証拠独占が冤罪を生む》と。強大な権力には政治判断=忖度を乱発し、一方、弱者には厳格・冷酷な司法判断…最「低」裁を頂点とする司法の堕落。
日テレNEWSの映像資料【冤罪「布川事件」 29年間を獄中で過ごした桜井昌司さんとジャーナリスト・清水潔に聞く】(https://www.youtube.com/watch?v=WueXQENEeYA)によると、《強盗殺人事件「布川事件」の犯人として濡れ衣を着せられ、29年間を獄中で過ごした桜井昌司さん。冤罪はどのようにして作られたのか? 日本の刑事司法の問題点は? ジャーナリスト清水潔さんとともに話を聞いた。 ※桜井さんの闘いを追ったNNNドキュメント【濡れ衣 ~闘い続ける余命一年~】は、5月15日からHuluにて配信予定》。
【冤罪「布川事件」 29年間を獄中で過ごした桜井昌司さんとジャーナリスト・清水潔に聞く】(https://www.youtube.com/watch?v=WueXQENEeYA)
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【https://maga9.jp/210519-1/】
雨宮処凛がゆく!
第558回:コロナ禍、不自由な日々の中で突き刺さる「無実の罪で獄中29年」、桜井昌司氏の言葉。の巻(雨宮処凛)
By 雨宮処凛 2021年5月19日
「この一年、コロナのせいで季節の思い出もイベントの思い出も何もない」
「人生、むちゃくちゃ損してる気がする」
そんな声を耳にすることがたまにある。
私自身も、自粛自粛のかけ声の中、時々うんざりする気持ちが込み上げる。「人となかなか会えない」「会食もできない」「旅行もできない」「海外なんてもってのほか」という日々が一年以上も続いているのだ。多くの人がストレスを抱え、不自由さに理不尽な思いを募らせている。
唯一、「よかったかも」と思ったのは、自分が40代であることだ。
もし、私が20歳の頃にコロナ禍が起きていたら……。「遊びたい盛り」に在宅を命じられるストレスは今の何百倍にもなっていただろう。そう思うと、「若者の軽率な行動」がメディアでことさらに非難されていることに同情したいような気持ちも少し、沸き起こる。同時に思うのは、もし20代前半とコロナ禍がかぶっていたら、私は決して物書きにはなっていなかっただろうということだ。
なぜなら、20代前半はバイトをしながら「何者かになること」を目指していた時期だったからだ。いろんなイベントや集まりに行って、すでに「何者か」である人たちとがむしゃらに知り合い、刺激を受けていた。誘われた会には極力顔を出し、自分の「やりたいこと」「できること」はなんだろうと日々模索していた。生活費は、バイトで稼いでいた。
そんな生活をしていた頃、コロナ禍が直撃していたら。せっかく東京でいろんなチャンスを掴もうにも、人と会う機会もイベントもないのであれば、高い家賃を払って東京にいる意味がない。しかも生活費を稼ぐためのバイト先も壊滅的な打撃を受けている状態。おそらく、コロナ禍での東京生活は半年と持たずに実家の北海道に帰っていただろう。そう思うと、若い世代に与える影響は、上の世代以降とは桁外れのものに思えてくる。
それでも、40代の私も「損失」を日々感じている。
軒並み中止となった講演会で、思いを共にする人々と出会う機会がなくなった(なのでたまにリアル講演会があるとすごく嬉しい)。コロナ前はよくしていた路上飲みもしていない。何より、人と会っていないので、気を抜くと「自分だけ仲間はずれにされている」感覚に陥ってしまう。何か「忘れ物」をしているような、宙ぶらりんな喪失感。そんなものを一年以上、抱えている。
不満を燻らせていたところ、ガツンと頭を殴られるような一冊に出会った。それは4月に出版された桜井昌司さんの『俺の上には空がある広い空が』(マガジンハウス)。
桜井昌司さんの名前を知る人はどれくらいいるだろう。彼は無実の罪を着せられ、29年間を獄中で過ごしたという「冤罪」の人だ。20歳から、29年。20代、30代のすべてを、殺人の濡れ衣を着せられて刑務所で過ごさざるを得なかったのである。そうして事件から実に44年後の2011年、無罪が確定。
すべての始まりは、1967年に起きた布川事件だった。今から54年前の8月、茨城県北相馬郡利根町布川で当時62歳の男性が殺され現金が奪われたのだ。
同年10月、逮捕されたのが当時20歳だった桜井さんと、当時21歳だった杉山卓男さん。厳しい取り調べの中、あの手この手で自白を強要され、桜井さんは嘘の自白をしてしまう。そうして桜井さんと事件を結びつける物証はひとつもないにもかかわらず、無期懲役が確定してしまったのだ。
20歳から29年間、自分がやってもいない殺人の罪で囚われの身となる――。誰にとっても、「人生で絶対に起きてほしくないことナンバーワン」ではないだろうか。しかし、桜井さんのすごいところは、それでも決してくじけなかったことだ。31歳で無期懲役が確定した時はさすがに「これで俺の人生は終わった」と思ったものの、前向きな気持ちを取り戻す。「今日という日は社会にいても刑務所にいても、どこで過ごしても一日しかない。ならば刑務所へ行っても、一日一日を人生の一日限りの今日として大事に生きよう」と決めたのだ。
そうして「今なすべきことを全力でなせ」という思いで生きてきた。それまで一度も真面目に働いたことがなかったという桜井さんは、「刑務所では真面目に働いてみよう」と決め、靴工場で誰にも負けない作業量をこなした。それ以外にも父に仕送りするため、自己労作と呼ばれる「内職」もする。
しかし、理不尽に獄中に囚われる日々の中、時々、「頭が爆発してしまう」ほど「自由になりたい!」という思いが押し寄せることがあったという。そんな時、桜井さんは深呼吸して、「俺の上には空がある。広い空がある。自由な空がある」と心を鎮めたという。
そんな獄中生活を支えたのが、桜井さんの無実を信じる弁護団と支援者たち。が、再審請求は何度も棄却されてしまう。
事件から29年後、仮釈放となって「シャバ」に。獄中にいる間に、母も父も亡くなっていた。が、無実の自分を信じ、見返りを求めず支援してくれた人々を裏切らないよう誠実に生きていくことを決め、地元の工務店で働く。99年には支援者だった女性と結婚し、01年、54歳の時には第二次再審請求。05年、再審開始が決まり、事件から44年後の11年、64歳でやっと無罪が確定したのだ。
桜井さんと初めて会ったのは、4年前。17年5月に日比谷公園で開催された集会でのことだった。この日集まったのは、桜井さんの他に、90年、栃木で起きた「足利事件」で女児殺しの犯人にでっち上げられて17年を獄中で過ごした菅家利和さん(2010年、再審で無罪が確定)。63年、女子高生が殺害された「狭山事件」で逮捕され、31年間も獄中生活を送った石川一雄さん(再審請求中)。そして66年、一家4人が殺害された「袴田事件」で犯人とされ、48年も獄中に囚われていた袴田巌さんの姉・秀子さん。
この4人を合わせた獄中生活の期間、なんと125年!
「冤罪オールスターズ」と呼びたくなる面々が集まり、いまだ無罪が確定していない石川一雄さんの無実を訴えたのだった。
その時会った桜井さんの印象は、一言でいうと「メチャクチャ明るい人」。ハイテンションで常にみんなを笑わせるムードメーカー的存在。しかも歌が好きで、なぜかCDデビューまで果たしているということだった。
そんな桜井さんが癌の告知を受けたことを最近、テレビ番組で知った。ステージ4の直腸癌で、何もしなければ余命一年だという。桜井さんはこれまでの人生を考えた時の心境を、本書で以下のように書いている。
「20歳で冤罪となって29年間の獄中生活、社会に戻り結婚。詩集と自作のCD作成、善意の弁護団と支援者に支えられての再審無罪、ドラマチックな数々の出来事を思うと、『俺の人生は楽しかった、満足だった、有り難かった』と思えた。このまま死んでも充分笑って死ねると思ったのだ」
桜井さんは満足していても、やっぱりもっと、生きてほしい。そして冤罪についてだけじゃなく、桜井さんの超絶ポジティブなメンタルの保ち方について、もっともっと、発信してほしい。もっと詩も作ってほしいし歌ってほしい。勝手ながら、そう思う。
桜井さんは現在、74歳。この6月、桜井さんが国家賠償を求めた控訴審の判決が出る予定だ。
まずは判決を見守りたいと思っている。そしてぜひ、多くの人に、本書を読み、桜井さんの言葉に触れてほしい。
「一度限りの人生と今日。ならば明るく楽しく」
囚われの身だった桜井さんの言葉には、コロナ禍を乗り切るためのヒントが詰まっている。
(「冤罪オールスターズ」の皆さんと。左から、桜井さん、
袴田秀子さん、菅家さん、石川一雄さん、私)
雨宮処凛
あまみや・かりん:作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。格差・貧困問題、脱原発運動にも取り組む。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。近著に『ロスジェネのすべて』(あけび書房)、『相模原事件裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ』(太田出版)。「反貧困ネットワーク」世話人、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員。
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